幻惑ガルランドZ
こんにちは。下書き書いたまま更新してなかったので、環境変化してしまったこともあり公開します。5月に使っていました。サブローカップはチームの足枷になりつつ個人結果4-3ですが、構築自体強いことには間違いなかったのでメモ書き感覚でどうぞ。GWの対戦オフは3日連続であったので、最終のオフはバシャーモを襷CS、テテフをエスパーZ、ランドロスをスカーフ、ガルーラを意地から陽気に変えて、ギルガルドとゲッコウガをミミッキュ、スイクンにして内容を変えることをしていました。最終日のほうが結果が良かったけどこっちの構築の方が本命でした。
【構築の意図】(S9後半の環境時考察)
◆最近の構築は、低火力地面ポケモンの採用により、ギルガルドや、特にドヒドイデ、バンギラス、ヒードランに確定2であることを相手に見込まれて、地面の一貫性が強い選出されることも増えた。この隙を解消し、の構築のように攻撃力をつけるためにADベースのZランドロスを採用。Zクリスタルは後述するとのシナジーと、が重いためヒコウZを選択。補完として、めざ電を採用し、異質なガルランドゲッコとなった。
◆++の並びで少しでも、襷ランドロスへの警戒が強くしてみた。最近の構築はステロ襷ランド展開が増加気味な環境も相まって、パーティに高速挑発持ちか高耐久物理受けが初手に非常に投げられやすい。そうなると、襷が行動保障もありながら数的有利をとれるため、副作用としてアドバンテージがとれた。
【個別紹介】
ガルーラ @ガルーラナイト AS
性格:意地っ張り 特性:肝っ玉⇒親子愛
181(4)-192(236)-121(4)-x-122(12)-152(252)
捨て身タックル / グロウパンチ / 炎のパンチ / 冷凍パンチ
捨て身タックル→恩返し推奨。ギャラドスだけ抜けてればいいと思うのでSラインを落とすのも一考。
準速AS個体を採用した。数値崩しをグロウ+ノーマル技で狙いながら、ナットレイ、ボーマンダ、ランドロスにガルランドゲッコの基本選出の段階で余裕を持たせたかったため、先制技を採用しなかった。ガルーラとカプ・テテフで崩していき、ランドロスで〆るルートも取ることもあり、その際に炎技と氷技が打てることはいい働きであった。AS個体のグロ捨て身だと、耐久面から良くて2体しか倒せず、恩返しだったら3タテしてる勝てる試合があったので、恩返しの方が良いと考える。
霊獣ランドロス @ヒコウZ AD
性格:意地っ張り 特性:威嚇
175(84)-209(196+)-114(4)-×-124(188)-116(36)
地震 / 空を飛ぶ / 岩石封じ / 剣の舞
HB:A特化Mバシャーモのフレドラ確定耐え(ステロ込落ち)
HD
・無補正リザードンYのC252めざ氷を70%の乱数耐え(オバヒは無理)
・無補正メガゲンガーの凍える風を約80%の乱数耐え
・無補正ポリゴン2の無振りれいとうビーム確定耐え(アナライズ無理)
A
・剣舞そらをとぶZでHB特化クレセリアを75%の乱数で落とす。
本構築の攻撃の要。撃ち落とす地面Zとは異なり、早い段階の攻撃と岩石封じの採用からS操作+高火力Zがガルーラやゲッコウガのアシストに最適であった。例えば腕白マンダなるものもどこかで積み上げればゆとりを作ることなく他のポケモンへ繋げることが出来るためかなり効果的であった。また、ヒコウ技は6世代でファイアローが担っていた役割であるがガルーラ軸にヒコウ技を限局的ではあるが使えるということは構築全体の攻撃範囲を広げてくれたので重宝した。
ゲッコウガ @命の珠 CS
性格:臆病 特性:変幻自在
147-×-87-155(252)-92(4)-191(252)
悪の波動 / 冷凍ビーム / めざパ(電) / 水手裏剣
ランドロスがZ枠であったのでめざ電珠ゲッコウガを採用した。ガルーラやランドロスが数値崩しをになっているため、ゲッコウガでタイプの範囲を広げた。めざ電があることのメリットがかなり大きい。カプ・レヒレには半分回復木の実(以後ピンチベリーと表現する)の範囲を除いた確定2を取れるため、ピンチベリーを腐らせた中途半端なレヒレとすることが出来る。1度レヒレにめざ電を打つと、霊獣ボルトロスやラティアスを読んで他の技打つだけで降参貰えるので旨みしかない。ドヒドイデは猫やグロガルーラで崩せないため、ホントに痒いところに手が届くゲッコウガであった。
性格:やんちゃ 特性:加速
155-215(124+)-100-180(236)-90-139(148)
フレアドライブ / 飛び膝蹴り / めざパ(氷) / 守る
S7~8でメジャーな型を採用した。調整は知り合いの雨使いや火災したポケ勢が使っているものからCを1つ落とし、Sを1つあげたものをミラー意識で採用。めざ氷はどのみちマンダなど落とせないが、後述するギルガルドやランドロスで微妙に削りあげ、相手に後ろな控えさせて少しダメージを削ったあとに加速した状態からスイープする役割として純粋な対面構築ムーブに活躍した。パーティの解散理由になるが、カバリザなど純粋そうなスタンにスイッチトリルミミッキュの採用が目立ち、皮を剥いだとしてもトリックルーム+ミミッキュZでこちらの負けになる場面はなんとも言えなかった。
性格:せっかち 特性:バトルスイッチ
135-71(4)-153-102(252)-170-123(252)
シャドーボール / いわなだれ / 影うち / めざパ(氷)
本構築の初手出し+錯乱枠。ガルランドガルドのガルドはHC食べ残しやゴーストZが主流なので相手との読み合いの段階でアドバンテージを狙っている。更にランドバシャから襷ランドロスを読んだ場合、威嚇持ち(ランドロス・ギャラドス・ボーマンダなど)から物理受け交換する動きやグライオンで誤魔化すこともあるため、それらのランドロスとボーマンダ、グライオンを意識してめざ氷を採用。この理論だと電撃波なのだがこの時期の私はそこまでクレイジーじゃないのでギルガルドに突っ込むリザードンやウルガモス意識で岩雪崩。あとはギルガルドがギルガルドであるために、シャドーボールと影うちを採用した。せっかちで採用しろとお告げがきたのでせっかち。ギルガルド+ランドロス+ゲッコウガでグライオン+ドヒドイデ+メタグロスの所謂夢咲楓(≒えびかんさん)サイクルパへの勝率はめちゃくちゃ高かった。
性格:控えめ 特性:サイコメイカー
145-×-95-200(252)-136(4)-147(252)
最後のスイーパー枠。キノガッサを舐め腐っているため、寝言で動けるようにしている。カバルドンも欠伸をわざと受けてスイーパー性能を維持するのに勝手が良かった。控えめは火力不足から。結局リザードンは最速個体が増えつつあるので臆病を諦めて控えめにして良いと考えてる。
今回は構築難産の割に完成度が高いのは構築相談乗ってくれた皆さんのおかげです。ありがとうございます。今期も最後まで潜っていきたいです。よろしくお願いします